今が参入ラストチャンス! 音声メディアが新たなトレンドになる理由
新トレンド
「音声メディア」
今、音声メディアが世界中でかなり盛り上がりを見せ始めています。Webや動画の次は「音声」です。ここ数年で一気にユーザー環境が整ってきました。アメリカ市場のトレンドが2・3年遅れて、次の日本のトレンドになることは、過去、何度も繰り返してきました。今がその参入のラストチャンスです。
個人も企業も、必ず音声メディアを始めましょう!ここでは、その理由をお伝えしていきます!
目次
音声メディアが新たなトレンドになる理由
この記事では、その理由の具体的な裏付けまで理解いただけます。ぜひこのタイミングで自信をもって、音声メディアを始めてください。
理由として、ここ数年で音声コンテンツを視聴するユーザー環境が一気に整い始めました。
① アメリカの音声メディア広告市場成長率は毎年20%以上で3000億円規模へ
② ワイヤレスイヤホンの普及
③ スマートスピーカーの普及
④ 日本国内も音声配信プラットフォーム複数立ち上げ
① アメリカの音声メディア広告市場成長率は毎年20%以上で3000億円規模へ
アメリカでは、音声メディアの広告市場が急激な成長をとげています。
2016年には1185億円でしたが、毎年20%以上の成長を続けていて、2019年には、3倍の3000億円規模となっています。ポッドキャストをはじめとした音声アプリなどへユーザーが移っていっています。
さらに、新型コロナウイルスの影響を受けて、アメリカ音声市場の代表的なポッドキャストの音声広告は、2019年に、市場予測を上回る前年比48%の成長を見せました。もう完全な拡大路線に入りつつありますね。
② ワイヤレスイヤホンの普及
すでに2018年時点で、すでに日本でも普及率が21%になっています。これも5Gの記事でも触れた「普及率16%を超えると、一気に市場拡大が始まる」という点を一致しています。もう音声メディアが拡大路線に入っているので、時間としては待ったなしの年になっています。
③ スマートスピーカーの普及
スマートスピーカーはGoogleの「Googleアシスタント」やAmazonの「Alexa」など、音声認識可能な人工知能を搭載しているスピーカーのことです。話しかけるだけの簡単な操作で、音楽再生はもちろん天気・ニュースの確認や商品の注文、さらには家電のコントロールなどの幅広い機能を利用することができます。
このスマートスピーカーや人工知能(AI)に特化したメディア「VoiceBot(ボイスボット)」が2019年にアメリカのスマートスピーカー所有者について調査をしました。そこで、スマートスピーカーの所有率は26.2%であることが発表されています。4人1人がスマートスピーカーを持っているわけですね。
ワイヤレスイヤホンと同じく、普及率16%が市場拡大の鍵を握るポイントと一致しています。
④ 日本国内も音声配信プラットフォーム 複数立ち上げ
日本国内においても、それぞれ特徴の複数の音声配信プラットフォームがサービスを開始しています。音声配信はスマートフォン1つで音声コンテンツを気軽に投稿することができますし、一般ユーザーだけでなく、出版社や新聞社などの大手メディアがチャンネルを開設し始めています。
これらのサービスが16%以上の普及率になることが、音声メディアが一気に浸透するための最後のピースになるわけです。ここまで論理的に市場が拡大していくために必要なピースが順番にそろっていくのも、とても興味深いことです。
日本国内におけるそれぞれのプラットフォームは、ユーザー層や配信形式、課金などの仕組みが異なります。サービスごとの特徴を踏まえて配信先プラットフォームを選ぶことが大切です。ここでは、日本の主な音声配信プラットフォームを挙げておきましょう。
サービス名 | サービス開始時期 |
Voicy | 2016年9月 |
Radio taik | 2017年8月 |
himalaya | 2017年9月 |
Spoon | 2018年4月 |
stand.fm | 2018年12月 |
REC. | 2020年3月 |
音声メディアの有効性
もしかすると、音声メディアでの広告や課金などのマネタイズについて、「本当に有効なの?」といった疑問を持つ方もいるかもしれません。世界最大の動画配信プラットフォーム、YouTubeもサービス開始当初は同じ疑問を持つ人ばかりでした。ところが今はどうでしょう。個人で楽しむ方からYouTuberを始めとして、ビジネス活用・広告配信などが当たり前になっています。世間全体で、まだ「本当に有効なのか?」といった疑問を持っているサービス拡大開始時期が、先行者利益をとることができる最終チャンスになります。
音声メディアのトレンドまとめ
音声メディアが新トレンドになる理由
復習まとめ
① アメリカの音声メディア広告市場成長率は毎年20%以上で3000億円規模へ
② ワイヤレスイヤホンの普及
③ スマートスピーカーの普及
④ 日本国内も音声配信プラットフォーム複数立ち上げ
今回は「今が参入ラストチャンス!音声メディアが新たなトレンドになる」というテーマで、根拠になる具体的な統計結果などを踏まえてお話をしてきました。2021年からは、個人も企業も、必ず音声メディアを始めた方が絶対に有益ですので、ぜひ取り組んでみてください。音声メディアはかなり大きなトレンドになってきますので、何回かの記事に分けて、音声メディアについて引き続き有益な情報をお届けしていきたいと考えております。どうぞ参考にしてください。
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