音声広告の効果はディスプレイ広告の○倍!
この記事では、興味深い調査結果を交えながら音声広告の効果についてお伝えしていきます。正しい音声広告の効果についてご理解いただけたら幸いです。
音声広告の効果
ディスプレイ広告 VS 音声広告
アメリカのポッドキャスト広告関連企業「Midroll」が、2018年にポッドキャスト広告について調査をおこなったところ、その結果は実に圧倒的でした。インターネットにおけるディスプレイ広告に比べて、音声広告の方が4.4倍のブランド認知効果を得られたという結果になっています。当然ながら、そのブランドに対しての購入意欲もアップし、56%→61%へアップしています。
動画広告 VS 音声広告
スポティファイジャパンが2020年6月に、動画広告効果との比較調査をおこないました。
オンライン動画配信サービスを提供する広告素材をもとに、「音声のみ」「動画のみ」「音声&動画」の3つのパターンでブランド広告効果を調査したものです。そこでもはっきりとした効果が判明しました。
「音声のみ」「動画のみ」「音声&動画」のすべてがブランド広告効果の推奨レベルを上まわったのです。
また、「音声のみ」の場合は、動画よりもブランド広告効果が高くなりました。「音声のみ」の広告では、意識が他に邪魔されずにブランド名に集中できるので、音声広告はブランド広告にとても有効である、という結果でした。
音声広告が効果を発揮するポイント
イギリス公共放送のBBCが2019年におこなった調査では、実に興味深い結果が出ています。
ある企業のポッドキャスト番組内で、12回の「イノベーション」という言葉の使ったところ、そのリスナーは潜在意識のテストで、放送を聴く前後で「その企業はイノベーティブである」と回答する割合が6%も増えたのです。いわゆるサブリミナル効果が期待できるということが判明したわけです。
また、この調査では、ポッドキャストリスナーの94%が「ながら聴き」をしており、「ながら聴き」をしていないリスナーと比べて、広告のタイミングでの離脱率が85%下がるという結果も出ています。
このように、潜在意識に有効に働きかける音声広告の特徴と「ながら聴き」というスタイルのミックスで、音声広告はブランド広告に効果抜群であることがわかります。
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アメリカのAdobe社が2019年2月におこなったスマートスピーカー利用者に対する調査では、音声広告に好意的であることがわかりました。
・スマートスピーカーで音声広告を聴いたことがある:25%
・他の広告よりも興味をひく:39%
・他の広告よりも押しつけ感がない:38%
音声広告で購買意欲はどうなるか
日本最大のインターネット音声メディア「radio」が2018年におこなった音声広告に関する効果測定調査では、ブランドに対する好意・興味・購買意欲に効果を発揮することがわかりました。音声広告では、企業や商品などを知ってもらう認知効果だけではなく、購買意欲にも効果があることはとても重要です。
【音声広告のブランド広告効果】
認知:1.22倍
興味:1.61.倍
購買意欲:1.52倍
いかがだったでしょうか。おそらく、音声広告の効果は想像以上だったのではないでしょうか。音声広告と動画広告をうまく組み合わせることで、効果的なマーケティングが展開していきましょう。
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