マーケティングの主戦場が動画である理由
マーケティングの戦場 = 動画
この記事では、マーケティングはWEB・動画を中心としたスマートフォンユーザーをメインターゲットにするべき理由がわかります。
2021年の5Gの浸透や新型コロナウイルスなどをきっかけに、マーケティングはWEB・動画が中心になるということをお伝えしました。ここでは、「マーケティング主戦場が動画である理由」と題して、具体的なユーザー環境についてお伝えをしていきます。感覚的なものではなく、具体的な数値を一緒にみていきましょう。ここでは、総務省のデータなど、信頼性のあるデータをもとにしていきます。
目次
[結論]ユーザー環境について
「マーケティングはWEB・動画を中心にするべし」
- 主な購買層である20代から40代のスマートフォン利用率は平均95%
- 連動して、可処分時間は日常の細切れの時間に分散されて、非常に短時間の広告が中心になる
- WEBもパソコンではなくスマートフォンで高速に見るため、WEBを見るハードルが下がっている
スマートフォンの利用率
もう少し具体的な数字をみていきましょう。
総務省発行の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によれば、スマートフォンの利用率は予想通り大変高くなっています。ちなみにタブレットの利用率は年代によるばらつきは小さく、全年代平均で34.3%です。
- 全年代:80.4%
- 10代:85.6%
- 20代:96.8%
- 30代:95.8%
- 40代:93.1%
- 50代:74.0%
- 60代:45.1%
シニア層はまだ普及しきっていないため、まだ伸びしろがあることもわかりますね。
動画コンテンツの急増
ここ数年で、YouTubeにかぎらず、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSでも、動画投稿機能が使えるようになって、動画が身近になりました。さらにTikTokなど、低い年代を中心にユーザーが急増している新しいサービスも増えています。インターネットで動画を見ることが当たり前になったのは、スマートフォンの普及と完全に一致しています。
YouTubeユーザーの激増
YouTubeユーザーの激増
YouTubeは全年代で利用者が多く、ユーザーへアプローチするには最適なプラットフォームになっていることからも、特に動画はマーケティングに重要な役割を果たすようになったことがわかります。YouTubeではVlog(ブイログ:ブログの動画版)も増えており、編集・構成にあえてこだわらない気軽な動画も人気が高まっています。これは社員クリエイターの有効性にもつながるものですね。
UUUM(ウーム)を始めとしたYouTuberのマネジメント会社も新しく誕生しています。企業とコラボした広告動画も多くなっており、動画広告の広がりは体感しているところも多いのではないでしょうか。ここ数年では、若い世代以外にもリーチするようないろいろなジャンルの動画が増えました。中年層をターゲットにしたビジネス系動画もかなり増えてきたところです。
5Gのインパクトは大きい
すでに別の記事でも触れていますが、5Gのインパクトは絶大です。すでに2020年からサービスは開始されていますが、通信速度が非常に速くなるだけでなく、超低遅延・多接続が可能になるため、ファイルサイズが大きくても、これまで以上に快適に動画を楽しむことができるようになり、動画がより身近になります。現在主流の4Gと比べた5Gの特徴を確認しておきましょう。
- 通信速度:100倍
- 超低遅延:1/10
- 同時接続:100倍
動画の方が見られる理由
2005年2月14日にYouTubeが発足して以降、数えきれないほどの動画がたくさんのユーザーに見られてきました。そもそも、なぜこれほどまでにたくさんの動画が見られてきたのでしょうか。それはテキストや静止画よりも、動画の方がたくさんの情報が得られるからです。映像・音・時間軸が存在する動画は、圧倒的にテキストや静止画よりも情報量が多く、本能的・直感的に刺激を与えます。
人は情報量が多い刺激的なものに自然と意識が向きますし、受け身で消費できる動画は、ユーザーにとって、とても快適なものと受け取られます。だからこそ、動画の活用は有効なのです。
広がる一方のビジネス活用
今では、エンターテイメントとして消費されるだけではなく、ビジネスの現場においても活用が進んでいます。非常に多くの事例が増えています。これは、情報量が多く、ユーザーの共感を生みやすい動画の特性をうまく活かしたものです。これからも動画のビジネス活用はまだまだ拡大していくものと見込まれています。
- イメージアップの企業紹介動画
- 企業理念に共感するメンバーに届けるリクルーティング動画
- ストーリーを伝えながら商品を認知してもらう動画広告
- 商品のハウツー動画
動画は信頼されやすい
動画は、わかりやすいと同時に、「ユーザーの信頼を得やすい」という非常に大きなメリットがあります。商品の良い点ばかりが伝えられるテレビ CMはユーザーの共感を得られにくいですが、商品の良い点・悪い点を隠さずに伝える YouTuberは信頼が得られやすい時代になりました。わかりやすさと、信頼の得られやすさから、企業と YouTuberのコラボによる動画が増えてきているのは、十分体感していることと思います。
まとめ
ということで、今回は「2021年のマーケティングはWEB・動画を中心にするべし」ということを具体的な統計などを交えてお伝えしてきました。最後にポイントを改めて確認しておきましょう。
- 主な購買層である20代から40代のスマートフォン利用率は平均95%
- 連動して、可処分時間は日常の細切れの時間に分散されて、非常に短時間の広告が中心になる
- WEBもパソコンではなくスマートフォンで高速に見るため、WEBを見るハードルが下がっている
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